立場が変わった。
役割が変わった。
当然、責任の重みも変わった。
一日のサイクルが変わった。
そして仕事の内容が劇的に変わった。
この変化の中で、最も慣れないのが社長室での執務。
孤独感満載で、就任間もない頃は、独房に閉じこめられた感覚。
入社以来10数年、社員の皆さんと同じフロアで一緒に仕事をしていたからだと思うけど。
すべては志と時間が解決してくれるはず!早く慣れたい・・
新年早々、社員の皆さん向けにレターを書いた。
いわゆる『所信表明』。これも初めての仕事。
当社は、2年に1回、『新年祝賀会』と称した新年会を東京で開催している。
社員の皆さん全員の参加は叶わないが、それでも毎回150人程の社員の皆さんが一同に会す。
厳粛な雰囲気に始まるも最後は全員が笑顔に溢れるすばらしいイベント。
新年会開催の年は、この場で社長が参加した社員の皆さんの前で『所信表明』を行う。
今年は開催しない年。(開催する年であったとしても自粛だな、今回は。)
レターでは、社員の皆さんに、「仕事をする上での3つの心構え」と題してお願いをした。
あっという間に4月。新年度のスタート!
新年度を迎えるにあたり、あらためて一言。
会社を取り巻く環境が急ピッチで変化している。いろいろあるが大きく2つ。
人手不足の深刻化と石油需要の低下。
この状況を生き抜くためには、会社が一枚岩にならないといけない。
以下5つのキーワード。
一つずつ説明しよう。
創業93年の当社の本質を表す言葉。
事業環境の変化を生き抜くに最も大事な価値観。
仕事にプライドを持っているかどうか。
プライドがある人は、自分を常にレベルアップさせるとともに、後輩への育成にも熱心。
常に「感謝」の気持ちがあれば、「謙虚」になれる。
社会人としての基本。当事者意識とも言える。
5つのキーワード、すぐには理解しづらい言葉もあるかもしれない。
すぐに意識は変えられないかもしれない。
または、すでに意識して実践している人もいるかもしれない。
これからは、今まで以上にこの5つの仕事に対する考え方・価値観を持って、
日々の仕事に取り組んでもらえたらと思う。
会社はチームワーク。チームワークには、
そのチームの方向性と一緒に働くメンバーの理解が大事ですね。
最後に、これらの共通価値観にも通じる当社の行動理念のスローガンをあらためて周知し、
今年度の会社の発展と、社員の皆さんのご健勝、ご多幸をお祈りして、年度初めの挨拶とします。
代表取締役社長 結城賢進