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社長ブログ

2024.03.11

トランプのキング

かつて人気を博した小説、映画化もされた「もしドラ」。これにちなんで最近「もしトラ」、いや「ほぼトラ」なる言葉が気になる。そう、ドナルド=トランプ氏が4年ぶりに大統領に復帰するという話。共和党の候補者指名争いを制し、いよいよ今年11月に現大統領バイデン氏との決戦を迎える。世界が注目する米大統領選挙。経営者として一個人としても無関心ではいられない。

さて、大統領とは全く関係のないカードゲームのトランプ。読書とYouTubeを活用した世界史のリカレント(学び直し)を行っていたら、思わぬトランプのトリビアに出くわした。

トランプの4枚のキング、実はモデルがいる。

スペード♠のキング ダビデ王(古代ユダヤの王、ダビデ像で有名)
クラブ♣のキング アレキサンダー大王(古代ギリシャ、マケドニアの王、東方遠征で有名)
ダイヤ♦のキング カエサル(古代共和制ローマの政治家、「ガリア戦記」「賽は投げられた」で有名)
ハート❤のキング カール大帝(フランスの前身、フランク王国の王、ローマ教皇からの戴冠で有名)

世界史を勉強した人なら一度は聞いたことがある人ばかりで、みな権力があり強くて他を圧倒する存在感がある。

トランプにモデルがいたことは特に知らなかったし、まあいたとしても特段感動する話でもない。そもそも、キング・クィーン・ジャックそれぞれ4枚とも同じ顔(絵)ではない。髭がなかったり正面といっても顔の角度が違ったり、同じ顔は一つもない。よく見ればわかることだが意識して見たことは無かったので知らなかった。

もう一つ知ったこととして、この4枚のキングの内、1枚だけ正面でなく横(左)を向いている。カエサル(♦のキング)だ。なぜ一人だけ左を向いているのかはわからない。他の3人と違うのは、カエサルだけは王様ではないということ(権力があり強かったが、王政でなく共和制時代だったため執政官や独裁官という役職を歴任)。それと関係あるのかは分からない。王様(キング)でないのに、キングに採用されているのも不思議だ。

トランプのキングのモデルになる条件=権力があり強くて他を圧倒する存在感。だとすれば将来、トランプがモデルチェンジされ、キングのモデルにドナルド=トランプ氏が用いられる世の中になるかも。

トランプゲームだったら「もしトラ」でも冗談で済む話だが、リアルな世界でキング化するのは困ります。

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