コロナが感染症法上5類に移行して初めてのゴールデンウィーク(GW)。円安を背景に、日本の文化や伝統、観光資源に魅せられた海外の人々が、インバウンドとして日本に押し寄せている。オーバーツーリズムや観光マナー(ゴミ、交通違反)などの問題はあるが、海外の人にはゴミではなくお金をどんどん落としていってもらいたい。
GW前半、4月28日(日)に久々に上野公園に赴く。そこでは「Songkran Festival(ソンクラーンフェス)という、タイ国の旧正月(4月中旬)に行われる水かけまつりを模したイベントが開催されていた。
インバウンド旺盛を促す円安。一時160円/ドルを超え、政府による為替介入があったと推察されている。インバウンド消費に沸く人や場所があれば、仕入れコスト増により疲弊する物流事業者や小売事業者もあり、晴れやかで賑やかなGWを単純に喜べない人もまた多い。
そしてこの暑さ。4月なのに30℃に迫る勢い。2年前の6月に群馬県で40℃を記録したことは記憶に新しいが、今年も同じようにとんでもない夏になりそう。炎天下のビールはおいしいが危険。利尿作用によって体内の水分が排出される。体が水分を求めるので喉が渇く。そしてそれを潤そうとまたビールを…これ悪循環。熱中症まっしぐら。
このような野外イベントはテンションが上がり、またずらりと並ぶ露店商が、食欲を刺激しアルコールに誘う。イベントの奴隷になり果て、頭痛を土産に自宅に帰還した。
自らの老いを感じたが、そもそも炎天下でのアルコールは本当に危険。年齢の問題ではない。ほどほどにした方がよい。こんな時は飲むべきはスポーツドリンクや経口補水液。水でもよい。当然ながら露店では売っていない。炎天下の野外イベントに行くなら自宅から水筒を用意した方するべきだ。
あと日焼け止めとサングラス。これもマスト。いろいろと勉強になった。