気付けばもう9月も終わり。「平成」の年号が丸一年続く最後の年も残り3ヵ月。平成31年は4ヵ月しかない。次の年号はどうなるのか、いつ発表になるのか。おそらくすでに次の年号は決まっているのだろう。現天皇陛下(今上天皇)への配慮のため、新年号の発表はしかるべきタイミングで行うという。混乱を招かずに、新たな時代へスムーズに移行することを願う。
9月は業界団体の仕事も多かったが、社内では石油輸送乗務員への荷卸し訓練や、管理職対象の宿泊研修等、来る繁忙期への備えの期間となり、忙しくも充実した1ヵ月であった。
月2回と決めたブログ、未更新への言い訳…(汗)
◆管理職宿泊研修(9月14~15日)
大久保リーダーによる「恩おくり」の朗読。
素晴らし過ぎて、涙しそうになった人も。
「恩返し」ではなく「恩おくり」。
自分の受けた善意を別の人におくること。
先輩からバトンを受けて今の自分がある。
そのバトンを部下・後輩に伝えていって欲しい。
これこそが「永続性」の原点。
福田所長による発表。
・コミュニケーションの要諦は「聞く」
・管理者に求むのは「志(ビジョン)と愛情(感謝)」
管理職研修会の様子、今回のテーマは「支え合う」「助け合う」。
◆荷卸し訓練(8月下旬~9月上旬)
栃木営業所仙台営業所王子営業所
暑い中、お疲れ様でした。
自然災害が続いている。9月に入り、台風21号による近畿地方を中心とした水害・風害、そして北海道胆振地方地震。6月には大阪北部地震があり、最大の犠牲者を出した7月には西日本を中心とした集中豪雨は、広範囲にわたり甚大な被害をもたらした。短期間で日本全土が多くの自然災害に見舞われている。被災された方々にあらためてお見舞い申し上げます。
自然災害は天災だが、見方を変えれば人災だと言う評論家もいる。今の日本の都市設計(潜在的被災エリアに住宅が密集)や、警戒の弱さ(政府も国民も)により被害が拡大したというのがその理由だ。
そもそも日本は地震や火山噴火などの自然災害が多い国であり、他国に比較すれば防災意識の高い国なのだろう。近年の東日本大震災、御嶽山噴火、熊本地震を経験し、防災意識はさらに高くなっている(はず)。当社も東日本大震災の被災会社として、その後の復興に全社を挙げて取り組んできた。社内BCPの策定も、3.11が契機となった。
一方で、今年の諸々の災害は、私達の想像をはるかに超えている。社内BCPも、地震災害に偏った設定となっており、台風などの水害・風害に対応したものにバージョンアップしていかなければならない。何にしても、災害時に最も重要なことは、身の安全の確保である。
今年の夏は、長く暑くしんどかった。その夏も終わり、いよいよ下半期、繁忙期を迎える。
この「平成」最後の繁忙期を、事故ゼロを全拠点で達成し、誇りを持って新たな時代を迎えたい。