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社長ブログ

2016.08.01

新幹線

先日、広島に行く機会があった。

東京から広島まで新幹線でちょうど4時間(東海道山陽新幹線「のぞみ」利用時)。4時間という時間は一般的には航空機利用の分かれ目とされる目安、「4時間の壁」と言われるらしい。今年3月に開業した北海道新幹線の東京~新函館北斗間も最短で4時間2分。東京からの利用客が想定よりも伸び悩んでいるとのこと。航空機の利用客を思うように奪えていないようだ。

確かに4時間という時間は一見すると長い。発着する空港の立地に依るところもあろうが、新幹線で4時間程の距離ならば航空機のフライト時間だけで言えば1.5時間前後で行ける距離。かかる時間が3分の1程である。

空の旅が嫌いな訳ではない。新幹線の通っていないエリアや、乗換えが必要な目的地に赴く場合は、躊躇せず航空機を選択する。素敵なCAに出会(でくわ)したならば、得をした気分になるのは、皆同じだろう。弊社酒田営業所(山形県酒田市)に出張する際は、必ず航空機を利用する。その際に利用するのは羽田空港発6時50分の便で、庄内空港には8時に到着する。自宅を5時50分に出発しても出発時刻に充分間に合い、目的地到着は2時間程という短さだ。

ただ、今回の東京から広島の新幹線4時間は、あっという間に感じた。朝刊を読み、タブレットで社内ネットワークでの決裁業務や報告書を確認。数件電話対応の後、仮眠を挟んで読書と席の前の網ポケットに入っていた雑誌に目を通していたら(ドローンの記事が面白かった)、程なくして広島到着のアナウンスが流れた。

新幹線の時間は、とても有意義に感じている。本や雑誌がゆっくり読めるし、疲れているときはすぐに仮眠が取れる(新幹線は揺れ具合がちょうどよく、寝心地がいい)。外の変わりゆく風景も素晴らしい。日帰りの帰路の新幹線では、ビールの一杯が格別だ。

そしてその時間は、あっという間に過ぎ去る。そういえば、今まで新幹線に乗って「長い」と感じたことはない(もっとも東京から九州まで行けば話は違うだろうが)。

あっという間、気付けばもう8月だ。

一日一日を大事にしなければ。

今回の新幹線で、もう一つ新たな発見が。各駅に停車する直前のアナウンスで、「ながらスマホ」を注意喚起する内容のものがあった。以前より、「ながらスマホ」は社会現象化し、問題視されていた。そして先日、日本に上陸した「ポケモンGO!」の影響で、さらに社会問題化している。駅ホームでのトラブルもすでに発生している。

そのゲームの是非はともかくとして、公道を利用して事業活動をしている我々運送事業者にとっても、それに起因する事故・トラブルのない節度ある行動を祈りたい。

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